水素原子って何?

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水素原子って何?

我々が住んでいる地球は水素から出来たのです。と説明を受けても何かイメージが湧かない感じがします。それに水素といっても何か漠然としていて捉えようがないかもしれません。
でも水素なくして我々も存在しない元素なのです。宇宙が誕生したとき、宇宙全体が熱く火の玉のようだったことが判明しています。
そこに水素とヘリウムができました。やがて星が誕生してそして爆発をして元素が宇宙空間に散らばり、その塵が集まった物が重たい元素の塊になり地球が誕生しました。因みに星が輝いて見えるのは核融合反応といいまして水素が燃えているからです。
水素ガスのツブが勢いよく動き回るので星がチラついて見えるのはそのせいです。このように水素原子は宇宙の全質量の約75%を占めています。水素は宇宙だけではなく、実は私たちの体の構成要素でもあるのです。ちなみに人体を構成する元素は主に酸素・炭素・水素・窒素であり、合わせて約96%を占めます。その内、約60%がその水素なのです。次に水素というと酸素と結びくと「水」になる、ということはよく知られています。これは水素が2つ、酸素が1つを結合することで化学反応が起き、水になるというものですがただ単にこれらを合わせただけでは水にはなりません。
そこにエネルギー(例えば電気など)を加えなければ単なる化合物のままなのです。普通の状態では酸素と水素が反応して水になってしまった方が安定していますが、その安定性の差として水素が燃えたときに熱エネルギーとして放出されることになります。では水素分子とはどういうものか、といいますと基本的に水素原子は単体では安定しませんので他の物質と結びつこうとします。
具体的に説明をしますと、水素原子にもう一つの水素原子が接触すると、元々水素の原子核である陽子の周りには1個の電子が球状に囲んでいますが片方の電子がもう一方に入り込んでしまいます。この時にプラスイオンとマイナスイオンになります。その結果、+と−で離れることがなく、共有結合することでH2となり水素分子になります。水素分子は亜鉛やアルミニウム等の金属に希塩酸を加えることで発生します。この原理を用いて作られるのが電気分解水です。但し、電気分解したアルカリ水を酸性体質改善の為に飲んでも血液や体がアルカリ性にはなりません。仮に胃液がアルカリ性になったらどうなると思いますか?これらは科学知識の欠如した業者の宣伝に過ぎないと私個人は考えております・・・。